すすきが揺れて鉄塔が聳えて水鳥がおどろいて

TRIP35／T-MAX100

海鳴りはひる間も空をあるいてゐた

EOS5＋EF24-85mm F3.5-4.5 USM

敦賀でみつけた小さな入り江の美しい砂浜。
誰も居ない小さな浜で写真を撮ってるとすぐ横の国道の工事で渋滞して停まった車たちからじろじろと見られてるようで
ちょっと気恥ずかしかった。
それにしても20年近く放ってあったレンズのなんと充分な映りのコトよ。

室生犀星より

再び壇ノ浦 9

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

再び壇ノ浦 8

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

今日も明日も明後日もきっと来年も。
この小さな島で彼らは戦っている。

再び壇ノ浦 7

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／PRO400H

アーケードの商店街はこういうのを見つけるのがちょっと楽しい。

再び壇ノ浦 6

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／PRO400H

なにも知らず町を歩いていて、この商店街を見つけたときの宝物感ったら。
調べれば大概でてくるとはわかっていても、やっぱり初物はこういう出会いのほうが嬉しいモノで。

再び壇ノ浦 5

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

再び壇ノ浦 4

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

門司港レトロとはよくいったもので、あの観光客であふれた港あたりからちょっと奥にはホンモノのレトロがあった。

再び壇ノ浦 3

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

再び壇ノ浦 2

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

下関でレンタカーを借りてすぐ関門トンネルをくぐって門司へ。
前は歩きだったし連れもいたのであまり自由はなかった。今回はちょっと時間があったので商店街からすこしウロウロ。

再び壇ノ浦 1

M2＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETRO400S

2度目の関門海峡。
下関の駅から海が見えることを初めて知った。

じつと涙をかみしめる青い毛糸の指ざはり

HEXER RF＋SUMMILUX 50mm F1.4／Tri-x

萩原朔太郎より

旅の終わり

M6TTL＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETORO400S

最後の乗り継ぎ。米原で30分の電車待ち。
暖かな待合室で緩い疲れとともに呆けたような時間がやってくる。
あと30分の行程をのこして旅は終わった。

敦賀はけっこうな雨だった

M6TTL＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETORO400S

敦賀駅で40分の特急待ち。
久しぶりの敦賀駅はすっかり様変わりしていて、そういえば敦賀にはちょくちょく来ていたけど、この敦賀駅に来たのは3～4年前ぶりだなあと思い出した。ホームは相変わらずの緩いカーブ。
おそらくその数年前にこのホームに降り立ったのは、友達と福井まで鈍行列車で行こうとしたときの乗り継ぎだ。
偶然トワイライトエクスプレスがやってきてなんだか感動したなあ。

ゆかいななかまたち

NATURA CLASSICA／PRO400H

深夜船に乗り、退屈な昼を過ごして再び夜になった。
もうすぐ到着。

電波の届かない海

M6TTL＋SUMMILUX 35mm F1.4／RETORO400S

スマホを弄ろうにもほとんど電波はなく、船内で流している映画も見てしまった。特にやることもない。
南へ行くにつれ天気は崩れてやがて雨になっていた。